概要
フランスペリゴール地方のクルミを使ったチョコレート
フランス南西部に位置するペリゴール。美食で知られるこの土地の名産には、フォアグラ、トリュフ、アジャン産のプラム等と並んでクルミが挙げられます。シェフの間でも人気が高く、その品質の高さを誇っています。
ドメーヌ・ド・ベキニョール社は1972年、この地でクルミ・リキュールの酒蔵として創業しました。1980年、最初のクルミ・チョコレートを世に出して以来、クルミをはじめとするナッツ類を使用したチョコレート生産へとビジネスの主軸を転換しました。
ファミリービジネスのこのメーカーは、美しい自然に囲まれて、現在でも昔ながらの手法で丁寧にチョコレートを作り続けています。
上品なクルミをダークチョコレートで包み、ココアパウダーで仕上げたプチ・ペリゴール・ゴールドが代表作として人気です。
特徴
クルミについて
1155年にフランス語に「クルミ」という言葉が登場しました。ラテン語のnüx、nucisに由来します。
ドメーヌ・ド・ベキニョール社の南には「クルミの川」とも呼ばれるドルドーニュ川が流れ、ボルドー港に向けてペリゴール地方で採れたクルミを使ったクルミ・オイルやクルミの丸太も輸送されていた時代がありました。
1730年頃までこの地方の農民は料理にクルミ・オイルを使い、その他にも照明や絵画、装飾、石鹸作りなどにも使用していました。
クルミは、果実から木材まで余すところなく活用され、大切な産物としてペリゴール地方に繁栄をもたらせてきました。
ドメーヌ・ド・ベキニョール社の北には世界遺産のラスコー壁画もあり、古代から豊かな自然に恵まれたペリゴールの歴史的な象徴でもあるクルミは美食の地にかかせない存在です。
ベキニョールの商品特徴
♦ 高品質のグルメ食材の産地として名高いペリゴールのイメージを大切にした商品作り
♦ 動物性の原材料不使用(従ってミルクチョコレートの製造はしておりません。)
♦ カカオバター以外の植物性油脂不使用
♦ 大量生産ではなく、昔ながらの職人的手法により少量生産
プチ・ペリゴール・ゴールド(クルミ・チョコレート)
ベキニョールの代表作ともいえる商品。キャラメルコーティングした大粒のクルミをチョコレートで包み、ココアパウダーで上品に仕上げました。クルミのまわりにあるキャラメル化された砂糖が隠し味になっています。