ヴィッテルとは
フランスの北東部のドイツとの国境に近いヴォージュ山脈の麓にある水の町「ヴィッテル」で採水されるナチュラルミネラルウォーター。
この地域特有の鉱物を含む地層を通り、時間をかけて湧き出ています。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラル*もバランスよく含まれており、私たちのバイタリティの源となります。味わいは、硬水でありながら、際立ったクセがなく飲みやすいのが特徴です。
*100ml当たり:カルシウム24mg、マグネシウム4.2mg
ヴィッテルは"30 Years Commitment"と称して、水源周りの土地や地域全体の複雑な自然環境(バイオダイバーシティー)を保全する活動を行っています。それは、農家、自治体、企業や市民を集め、4つの分野における強力なアクションを通して実現されます。
1:自然生態系の保全、2:水資源の保全、3:プラスチック容器の見直し、4:炭素排出量削減
ヴィッテルの水の特徴
ナチュラルミネラルウォーターは独特で調和のとれたミネラルを含む地下水源から採水されなければなりません。水が流れ、岩により濾過される長い過程で、数年をかけてそのミネラルを吸収するため、採水される土地によって味と個性があらわれます。
ヴィッテルナチュラルミネラルウォーターは、自然豊かな町「ヴィッテル」の草原に降る雨から始まります。そこでは様々な生き物と植物が共存しています。雨水はやがて、地面に染み込み、地中で濾過されます。
ヴィッテルナチュラルミネラルウォーターは、ヴォージュ山脈を流れる過程で私たちの身体に必須なミネラル分をユニークなバランスで吸収します。
ヴィッテルを1リットル飲むことで、成人1日当たり推奨された*約30%にあたる240mgのカルシウムが摂取でき、水分補給におすすめです。(*厚生労働省 日本人の食事摂取基準2020年版より)
ヴィッテルの歴史
西暦69年、ヴィッテルの水源は長い歴史を遡る。この頃にはすでにローマの温泉街として存在した“Vitellius”の地名は、その所有者であったローマ皇帝ヴィテリウスに由来し、彼は療養にその水を使用したことで知られる。
1855年、Vittel® (ヴィッテル)水源の恩恵に着目したLouis BouloumiéによりVittelスパが造られ、多くの人々がこの温泉地を訪れ、1857年には、その水は陶磁器にボトリングされた。1860年そのスパの人気は絶頂となった。スパの事業は拡大し、ホテルや公園が設立され、有名な医師、建築家やアーティストにより、すぐにフランス全土や周辺諸国に名が広がった。
1882年、ミネラルウォーター会社“Société Générale des Eaux Minérales de Vittel®” (SGEMV)が創立され、人々はその水源の水をミネラルウォーターとして飲むことができるようになった。
1929年最新の採水工場が設立され、Vittel® は日常飲料水として販売され、1968年にはエールフランスの要望により、機内用プラスティックボトルが開発される。ガラス瓶からプラスチックに変わったそのボトルは、薬局からスーパーマーケットへ販売場所を変えた。
こうして、今やヴィッテル は世界中で愛されるナチュラルミネラルウォーターとして知られている。